梅雨でも美しい仕上がりをキープ!長持ちメイクの秘訣とは?
梅雨でも メイクを長持ちさせるポイントは皮脂のケア。そこで今回は、「梅雨に美しいメイクが崩れないためのテクニック」を紹介します。
梅雨にメイクが崩れる原因は?
梅雨時期のメイク崩れの原因は、「皮脂分泌」と「湿度の高さ」です。なぜ梅雨はテカリやすいのか、原因を探っていきましょう。
原因1 皮脂の過剰な分泌
夏に向けて気温が高くなり蒸し暑くなると、汗もかきやすい季節。さらに、皮脂の分泌量も夏に向けて徐々に増加していきます。
皮脂量のピークは夏ですが、梅雨頃から徐々に高くなっていきます。梅雨時期は湿度が高いため、肌のベタつきを感じやすく、メイクが崩れやすくなってしまうのです。
原因2 湿度の高さ
肌にとって快適な湿度は60%前後といわれています。
しかし、梅雨の時期の湿度は80%以上です。「湿度が高いと肌が乾燥しないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、湿度が高いことで汗や蒸れによって肌本来の機能が鈍くなり、荒れやすくなるなどさまざまなトラブルを誘発してしまうのです。
湿度が高くなると肌から汗が蒸発しにくくなります。蒸発できなかった汗が肌表面にどんどんたまっていくことで肌がベタつき、メイク崩れの原因に。
とくに額や鼻周りは皮脂分泌が多く、メイクが崩れやすいので注意が必要です。
梅雨のメイク崩れ対策!ポイントは皮脂ケア
対策1 毛穴のクレンジング
まずは、皮脂が出やすい毛穴の汚れを毎日しっかり落とすことから始めましょう。たとえば、酵素洗顔などピーリング効果があるものがおすすめです。
メイク前に毛穴に余分な皮脂が残っていると、その上からきれいにメイクしたとしても崩れやすくなります。毛穴の奥につまった皮脂や角栓を取り除くことで、皮脂が分泌されても肌表面に出にくくなり、テカリやベタつきを抑えてくれます。
対策2 ビタミンC誘導体など皮脂を抑える成分でケア
メイク前にビタミンC誘導体など過剰な皮脂を抑えてくれるものを塗布するのもおすすめです。
ビタミンC誘導体はビタミンCを肌の内側に届きやすい形にした成分です。つまり、ビタミンCと同様の働きがあります。
ビタミンCは透明感を高め、皮脂抑制効果も期待できる成分です。テカリやすい時期には積極的に取り入れたい成分の一つ。鼻まわりや額など、テカリやすいところだけ部分的に塗ったり、重ねづけしたりするのも良いでしょう。
対策3 保湿パック
保湿パックはテカリ対策にもなります。肌が乾燥していると、肌を守ろうとするために皮脂が過剰に分泌されるからです。この場合、皮脂が原因なのではなく、大元の原因は乾燥です。
パックは寝る前にしている方もいらっしゃるかも知れませんが、メイク崩れを防止したいならメイク前がおすすめ。
肌全体が保湿されることで毛穴が引き締まり、キメが細かく均一に整います。テカリを抑えるだけでなくメイクノリも良くなります。まだ試したことがない方はぜひ一度お試しください。
皮脂対策でメイク崩れ知らずの毎日を
どうしてもテカってしまうときは、メイクの上からティッシュでやさしく抑えて、余分な皮脂や汗を吸い取ってからメイク直しをしましょう。
梅雨はジメジメした季節に負けず、皮脂対策で清涼感のあるメイクを楽しみましょう。