
②こんな額のシワがあるかたはボトックス注射がおすすめ!体験談を踏まえ解説します!
今回の記事では、自分が定期的にボトックス注射を行っている額のシワについて、詳しく説明していきます。額のシワでお悩みの方は、この記事を読んでぜひ参考にしてください。
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こんな額のシワがある方
無表情の時は出てこないけれど、額の筋肉の力を使って目を大きく見開いたとき、顔の向きを動かさずに頭のてっぺんを見るような動きをしたときに目立つ横ジワが出てくる方はボトックスがおすすめです。
額の筋肉を休ませることで、筋肉が動く時のシワを発生させないようにします。
無表情の時からすでに線がしっかり切り刻まれ、さらに額の筋肉を使って目を大きく見開いた時にもっと目立つシワの場合は少し対策が変わってきます。
ボトックスでまずはこれ以上深くしないようにし、それだけで薄くなっていくようであればボトックスのみで経過を見ますが、ボトックスで薄くなってきたもののまだまだしっかりシワの線が残る場合はヒアルロン酸などの併用がおすすめです。
ヒアルロン酸併用時にせっかくだから額を丸く若々しくしたい(加齢とともに額、眉の上のくぼみやこめかみはくぼみます)という場合は、かためのヒアルロン酸を使って額を丸くしボリュームを増やし皮膚の下からシワを引き延ばすことが一つの方法です。この方法は加齢性変化の度合いにもよりますが、額のくぼみ、こめかみのくぼみを修正し丸くするのにはヒアルロン酸の量がやや多めに必要になります。
額やこめかみのくぼみ感は気にならないけど、シワを目立たなくしたいという場合は、ボトックスに併用して、やわらかいヒアルロン酸を皮膚の浅い層に入れてシワを引き延ばす方法もあります。
額のボトックスが苦手な方
私自身はベースにボトックスを使うことがおすすめですが、額ボトックスが苦手な方もいるので、その場合はヒアルロン酸のみでのシワ治療を行うこともありますし、ダウンタイムが大丈夫な方は前額リフトという手術を選ばれる方もいます(私の所属施設で件数の多い施術です)。
額ボトックスが苦手な方の原因としてあげられるのは、ボトックスで額が重くなったり、目が開きにくくなったという経験がほとんどです。これは普段から目を開くときに目の周りの筋肉ではなく、額の筋肉を使ってあけるクセができている場合に起こります。
不具合を避けるためのポイント
この不具合を避ける重要なポイントは、前回の記事でも書いたように美容医療のかかりつけ医を見つけることです。最初は攻めすぎないことと、またかかりつけの医師・医療機関(カルテに具体的な打ち方の記録が書いてある施設なら、毎回同じ医師でなくても大丈夫です)に自分に合う打ち方をみつけてもらうのがポイントになります。