
若い女性必見!生理の出血量が多い原因と対処法
高校生や大学生、若い社会人の女性にとって、生理は毎月避けられない大切なイベントです。しかし、生理の出血量が多いと、日常生活や学校・仕事に支障をきたす可能性があります。
この記事では、若い女性に向けて生理の出血量が多くなる原因や対処法を解説します。
生理の出血量が多いのかどうやって知るの?
出血量は年代によっても増減の幅があり、20代後半〜30代前半がピークとされています。また、約7日間の生理周期のうち、前半の2〜3日目は出血量が多くなる傾向にあります。
生理は、自分の健康状態を知るバロメーターです。トラブルを予防するためにも、いつもの自分の出血量が正常なのか、把握しておくことが大切です。
正常な月経周期の出血量
過多月経や過少月経は、子宮系疾患が隠れている可能性があるため、注意が必要です。
出典:公益社団法人日本産婦人科学会|正常な生理(月経)の目安を教えてください!
過多月経のチェック方法
1. 使用前の生理ナプキンの重さを測る
2. 使用後の生理ナプキンの重さを測り、差を記録する
3. 1周期中の出血量の合計を出す
この方法が面倒だったり時間がなかったりする場合、以下の項目に当てはまるかどうかチェックするのも1つの方法です。
● 昼でも夜用ナプキンを使う日が3日以上ある
● ナプキン1枚では1時間もたない
● 大きな血のかたまりが混じっている
● 以前より出血量が増え、日数も長くなった
上記の項目に1つでも該当する場合、過多月経の疑いがあります。
生理の出血量が多い原因
ホルモンバランスの乱れ
子宮や卵巣の異常
子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍です。その発症にはエストロゲンという女性ホルモンが関わっており、発生する部位によって、以下の3つに分けられます。
甲状腺機能の異常
以下のような症状があり、生理周期の乱れや出血量が多い場合は、婦人科や内科で検査してみるのも推奨されます。
生理の出血量が多いと感じた時の対処法
適切な生理用品の選択
栄養バランスの取れた食事
鉄分やビタミンを豊富に含む食事を心がけると、貧血の予防になります。レバーやほうれん草、豆類などを積極的に摂取しましょう。
医療機関の受診
まとめ
生理に関する悩みは一人で抱え込まず、信頼できる医療機関や周囲のサポートを活用することが大切です。適切な対処法を実践し、快適な生活を送りましょう。