晩夏も要注意!髪を守るために必要なヘアケアとは?
晩夏になると日差しが徐々に和らぐものの、紫外線は日々降り注いでいます。髪のパサつき、色褪せ、くせ毛の増加など、私たちの髪に様々なダメージを与えているのです。
この記事では、晩夏〜秋に向けての髪悩みに焦点を当て、髪と頭皮が傷む原因やおすすめのヘアケア方法についてご紹介します。
晩夏も注意!髪と頭皮が傷む原因は?
まずは、髪と頭皮が傷む原因を探っていきましょう。
●UVによるダメージ
ヘアケアで一番気を付けたいのがUV対策。晩夏になり、少しずつ涼しくなり始めた頃こそ要注意。秋になっても紫外線は降り注いでいます。
夏に降り注ぐUV-Bは春の紫外線と異なり、ジリジリと表面を焦がすような強烈な紫外線です。髪表面のキューティクルにダメージを与えてツヤがなくなり、パサつきや触ったときのザラつきにつながります。見た目の印象も左右するため、十分に気をつけましょう。
●汗・皮脂によるダメージ
頭皮は汗を出す汗腺や皮脂を出す皮脂腺が多い場所。汗や皮脂が雑菌と混ざるとかゆみや臭いの原因になります。
とくに、毛穴に詰まった皮脂が残り続けると頭皮のべたつきや毛髪の立ち上がりが悪くなり、ボリュームが出にくくなってしまいます。
意外と知らない?晩夏におすすめのヘアケア
秋が近づく晩夏のヘアケアではどのようなことに気をつけると良いのでしょうか?ここでは、おすすめヘアケアを3つ解説します。
1.シャンプーをよく泡立ててから洗う
紫外線を浴びた髪はデリケートで傷みやすい状態です。泡立ちが不十分なままクッション性がない状態で洗うと髪をゴシゴシ擦ることになるのでNG。摩擦にならないようたっぷりの泡で洗いましょう。泡で洗うことで摩擦レスになり、皮脂汚れやスタイリング剤などの汚れも落ちやすくなります。
シャンプーを泡立ちやすくするコツは、シャンプー前に予洗いをしっかり行うこと。予洗いは髪を濡らすだけという人も多いかもしれませんが、頭皮全体にお湯をまんべんなく当てましょう。シャンプーの泡立ちが格段に上がります。
どうしてもうまく泡立てられない場合は、洗顔用のネットを使うのもおすすめです。簡単に泡立てられるので、ぜひ試してみてください。
2.ローションで頭皮を潤す
紫外線は髪だけでなく頭皮にもダメージを与えます。外出時に紫外線を浴びることで、知らぬ間に紫外線ダメージを受けています。
頭皮の中でもとくに気をつけたいのは、分け目やつむじ周り。分け目やつむじ周りは地肌が見えやすいため紫外線を浴びやすく、ハリコシ不足やボリュームダウンにつながることも。
分け目やつむじ周りの地肌は自分では見えにくい場所ですが、日に焼けていることも多くあります。放っておくと分け目が目立つようになったり、つむじ周りのボリュームが減ってくることもあるので注意が必要です。入念に頭皮用ローションをつけましょう。今は薄毛や細毛が気にならない場合も、早めの予防ケアが大切です。
3.自然乾燥はNG!冷風も活用しドライヤーで乾かす
お風呂上がりにドライヤーを使うのは暑いからといって自然乾燥していませんか?
髪を洗ったまま放っておくと、髪の根本が蒸れて雑菌が繁殖し、ニオイやかゆみの原因に。しっかりタオルドライして髪の水分をしっかり拭き取り、ドライヤーで根本からしっかり乾かすことをおすすめします。
ドライヤーを使うときに少しでも涼しくなるよう扇風機をつけながら乾かしたり、風量の強いドライヤーを使い一気に乾かしましょう。仕上げにドライヤーの冷風モードを使うと涼しいだけでなく髪がまとまりやすくなるのでおすすめです。
正しいヘアケアで晩夏も美しさをキープしよう
秋に向けて朝晩少しずつ気温も下がり始めますが、日中のUV対策は汗・皮脂対策は夏同様に行う必要があります。秋になって髪のパサつきや広がりで後悔しないよう、できることからお手入れしていきませんか?
髪は肌と同じくらい、人の印象を左右します。季節に合わせて適切なヘアケアを取り入れ、艶やかな髪をキープしましょう!