
脱二日酔い!予防や症状緩和に役立つ食べ物・飲み物を一挙公開
「なんとか予防できないものか」「できるだけ早く症状を落ち着かせたい」
このように感じたことのある方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、二日酔いの予防や症状緩和に役立つお酒の飲み方、食事について紹介します。
二日酔いの原因は「飲みすぎ」
飲酒量が多いと二日酔いになりやすいだけでなく、さまざまな病気や事故の原因となります。
とくに女性は、男性よりも過剰飲酒に注意が必要といわれています。
なぜなら、乳がんや骨粗鬆症など女性に多い病気のリスク増大が飲酒と関係しているからです。
「健康に配慮したうえで、お酒を楽しむ」ということを忘れないでくださいね。
二日酔いを予防するコツ
つらい二日酔いを防ぐためにも、ぜひ心掛けてみましょう。
水分を補給する
アルコールには利尿作用があり、1Lのビールを飲むと1.1Lの尿が排泄されるといわれるほど、通常よりも体内の水分が失われがちです。
したがって、飲酒前や飲酒後には意識して水分を摂るとよいですね。
また飲酒中も合間に水や炭酸水、ノンカフェインのお茶などを飲むと、脱水予防やお酒の飲みすぎ防止につながります。
おつまみはたんぱく質やビタミンを多めに
(※) アセトアルデヒドとは、アルコールを代謝するときに作られる物質
なお、たんぱく質やビタミンB1は枝豆や豚肉などに多く含まれます。
ただし同じ豚肉でもバラ肉など脂の多い部位は、たんぱく質やビタミンB1の含有量が少なめです。
おつまみを選ぶ際は、豚肉の部位にも配慮するとよいですね。
二日酔いになってしまったときの対処法
そのようなときにオススメの食べ物を紹介します。
味噌汁で水分と塩分を補給
なぜなら、味噌汁は脱水の改善に役立つ水分と塩分を同時に補えるからです。
自分で作る余裕がないときには、レトルトの味噌汁を活用してもよいでしょう。
ラムネで低血糖予防
なぜなら、飲酒により肝臓に負担がかかると低血糖を引き起こし、それが原因で二日酔いの症状があらわれることもあるからです。
実のところ、ラムネは低血糖の改善に役立つブドウ糖が主な原材料なのです。
コンビニやスーパーなどの菓子売り場で手軽に購入できますので、二日酔いになってしまったときに試してみてはいかがでしょうか?
豆腐で栄養補給
冷たいものや熱すぎるもの、香辛料を使ったものは胃腸への刺激が強いため、豆腐も湯豆腐にしたり汁物に入れたりするのがオススメです。
ちなみに、豆腐にもたんぱく質とビタミンB1が含まれます。
まとめ
二日酔いになると、日常生活や仕事に支障をきたすこともあるでしょう。
それゆえお酒を飲む前に、二日酔いの予防法や飲酒の適量について正しく理解しておくことが大切です。
それでも二日酔いになってしまったら十分に水分を補い、少しずつ栄養を補給しましょう。
厚生労働省 アルコール
厚生労働省e-ヘルスネット 二日酔いのメカニズム 女性の飲酒と健康 アセトアルデヒド