「私に合う化粧品」どう探す？選び方ガイド

「みんながいいって言ってたのに私には合わない…」
「どれを選べばいいか分からなくて、結局いつも同じものばかり…」
さまざまな化粧品がある中で、自分に合う化粧品になかなか出会えない、という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、化粧品選びで迷子になっている方のために、自分にぴったりのアイテムを見つけるための選び方やポイントをご紹介します。

肌質に合わせた化粧品の選び方

まずは、自分の肌質に合わせた化粧品の選び方についてご紹介します。

乾燥肌

乾燥肌は保湿力の高い化粧品を選び、角質層に潤いを届けましょう。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分配合の化粧水、乳液、クリームがおすすめです。

脂性肌

脂性肌は、ベタつきのないさっぱりとしたテクスチャーの化粧品を選び、皮脂コントロールを意識しましょう。

油分の少ない化粧水、乳液、ジェルなどがおすすめです。
日中は、過剰な皮脂を吸着する効果のあるパウダーも活用すると良いでしょう。

混合肌

混合肌は目周りなど部分的に乾燥する部分と、Tゾーンなどのテカる部分があるため、それぞれの状態に合わせたケアが必要です。

乾燥する部分には保湿力の高い化粧品を、テカる部分にはさっぱりとした化粧品を使用するなど、バランスを調整しましょう。

敏感肌

敏感肌は低刺激性の化粧品を選び、肌への負担を最小限に抑えましょう。
アルコールフリー、パラベンフリー、香料フリーなどの添加物の少ない製品を選ぶことがおすすめです。

また、アレルギーテスト済みと表示されている製品も肌に馴染みやすいでしょう。

悩みに合わせた化粧品の選び方

次に、悩みに合わせた化粧品の選び方についてご紹介します。

ニキビ

殺菌・抗炎症成分配合の化粧品を選び、ニキビの原因菌の繁殖を抑えましょう。
特に、グリチルリチン酸ジカリウム、サリチル酸などが配合された化粧水、美容液、洗顔料などがおすすめです。

また、ノンコメドジェニックテスト済みの製品を選ぶと、ニキビができにくいとされています。

シミ

美白成分配合の化粧品を選び、メラニンの生成を抑制しましょう。
ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチンなどが配合された化粧水、美容液、クリームなどがおすすめです。

また、一年を通して天気に関わらず、紫外線対策も忘れずに行いましょう。

シワ

保湿成分やエイジングケア成分配合の化粧品を選び、肌に潤いを与え、ハリと弾力を高めましょう。
レチノール、ナイアシンアミド、ペプチドなどが配合された化粧水、美容液、クリームなどがおすすめです。

乾燥

保湿成分配合の化粧品を選び、肌のバリア機能をサポートすることが大切です。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合された化粧水、乳液、クリームなどがおすすめです。

毛穴の開き

収れん化粧水や、毛穴ケア成分配合の化粧品を選び、毛穴を引き締めましょう。
特に、ビタミンC誘導体、AHA、BHAなどが配合された化粧水、美容液、パックなどがおすすめです。

毛穴の開きには、過剰な皮脂分泌や乾燥、加齢による肌のたるみなど様々な原因があるため、自分の肌状態に合った製品を選ぶことが大切です。

くすみ

ビタミンC誘導体配合の化粧品を選び、肌の透明感を高めましょう。
血行促進成分配合の化粧品もおすすめです。

また、古い角質が蓄積すると、肌がくすんで見える原因となるので、定期的にピーリングやゴマージュなどの角質ケアを行い、肌のターンオーバーを促すこともおすすめです。

自分に合う化粧品を使い、理想的な肌を手に入れよう

自分に合う化粧品を見つけることは、肌の健康と美しさを保つために重要です。
この記事でご紹介した情報を参考に、自分の肌質や悩みに合わせた化粧品を見つけ、目指す肌に近づいていきましょう。

Writers

研究員番号: 5oBYk

下田　真理子

日本化粧品検定一級取得。ビューティアドバイザーとしてキャリアを積み、現在は美容ライターとして活動。美容師・エステティシャンへの講師やアドバイザー経験があり、美容全般に深い知識を持つ。主に美容・健康メディアで多数執筆中。