①美容医療初心者必見!ボトックス注射のおすすめポイントや不具合を避けるポイントを解説
今回はボトックス注射について私自身の体験談も踏まえ、どういった治療なのか?ということや、不具合を避けるポイント等解説していこうと思います。
施術を悩んでいる方は、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてください。
ボトックス注射とは?おすすめの理由
ボトックス注射は筋肉を休ませることで、表情ジワを抑える治療です。
個人的にはコスパがよく、効果は永続ではないものの、永続ではないからこそ美容医療初心者におすすめの治療です。
滅多にありませんが、万が一自分が意図しない結果(筋肉を休ませるため、例えば治療後に違和感が強いなど)になっても時間とともに元に戻るからです。打つ部位、筋肉の種類によりますが約3か月から半年の持続期間です。
効果が続かないのはもったいないと思われるかもしれません。ただ、手術ではない施術で分かりやすい効果実感が得られる施術は多くはありません。勤務している美容クリニックの医師、看護師他スタッフで皆それぞれ受ける施術はありますが、ボトックスをやっていないスタッフは1人もいないのでは?と思うくらいスタッフ皆が受けている施術です。
よくYouTubeや雑誌などで、シワを消すマッサージが取り上げられていますが、マッサージでシワを消すのは医学的には難しいです。マッサージ自体がたるみを作り、さらにシワを進行させているのでは?と思うような動画が多いです。お金をかけずにシワを消す、というより目立たせないようにするには、常に無表情で生きていくしかないのでは・・・と思います。それは全く現実的ではないので、ボトックス注射がおすすめです。
ボトックス注射の痛み・内出血について
ボトックス注射は、注射なので痛みはゼロではありませんが大きな痛みではないと思います。健診の採血で使うものとは比べ物にならない、かなり細い針を使うため、針を刺すときの痛みはそこまでつらくありません。
ボトックス注射の痛みは薬液の痛みがメインだと私は思っています。痛みはワクチンのような感じと患者さんにはいつもお話ししています。ワクチンは注射の薬液がジーンとしみるものが多いですが、ボトックスも似た感じです。
注射であるため、内出血リスクはゼロにはなりません。しかしながら、万が一内出血が起きてもいつかは消えるのと、部位にはよりますがあまり大きな内出血は作りにくく、コンシーラーなどのメイクで何とかごまかせることがほとんどです。
このような理由もあって、自分自身も大好きで定期的に打ってもらっています。大好きで打ってもらっているというより、効果が切れるとシワがどうにもならなくなってくるので、打ってもらわざるを得ない状況に陥っていると言い方のほうが正しいかもしれません。
表情ジワが深くなり、常に表情を作る前から確認できるようになると、それを消す治療はコストも時間も大幅にかかることを患者さんたちの治療経験で私自身は知っているので、何とか深くならないようにと意識が働いてしまいます。
不具合を避けるためのポイント
筋肉の動きは皆さん違うので、筋肉に対するボトックス注射は皆一律の打ち方だと不具合が起こることもあります。
不具合を避けるためには2つのポイントがあります。
1つ目は、初回のボトックス注射ではシワが残る覚悟でも攻めすぎないこと。徐々に攻めていくことで、その人に合った打ち方を見つけていきます。
2つ目は、1つ目のポイントを抑えるためにも毎回同じクリニックで施術することです。前回のカルテの記録を確認し、患者さんの施術後の経過を確認することで打ち方と実際の効果のすり合わせをしていきます。
美容クリニックは初回来院や初回処置は安いというところもあり、様々なクリニックを転々とされる方がいらっしゃるのですが、安さを求めることはリスクにもなるということを知ってほしいです。ぜひぜひ美容もかかりつけ医を見つけてほしいです。
私がボトックス注射を受けている部位
私自身がボトックスを定期的に打ってもらっている部位は、額、眉間、バニーライン、目尻、顎です。人中短縮術の手術が多いクリニックで働いているので、自分の顔でも人中には目が向かいがちなので、時折人中短縮ボトックスも注射してもらっています。
それぞれの部位について簡単な適応の確認方法やリスクなどを次回以降ご紹介していこうと思います。