
自己流に注意!正しい日焼け止めの塗り方をマスターしよう
「日焼け止めの選び方には気を付けているけど、塗り方を見直すことはないかも」という方も多いのではないでしょうか。
「いつもなんとなく塗っている」「塗り方は自己流」など、塗り方を間違えると、十分な日焼け止め効果を得られません。
今回は、「日焼け止めの塗り方」と「NGの塗り方」について紹介します。理想的な美肌を目指すために今年は日焼け止めの塗り方を見直して、万全のUV対策をしていきましょう。
日焼け止めの正しい塗り方
1. 適量を手のひらにとる (クリーム状タイプはパール粒1個分、液状タイプは、1円硬貨1個分が目安)
2. 額、鼻の上、両頬、アゴの5点に分けて置く
3. まんべんなくていねいに塗り伸ばす
4. その上から、もう一度同じ量を重ねづけする
ポイントは、額、鼻、両頬、あごの5点に置いてから、顔全体にのばすこと。日焼け止めをパーツごとに分けてのせてから塗ると、塗りムラなくつけることができます。
UVカット効果を得るには、日焼け止めが隙間なく均一に広がっている状態が理想です。
紫外線の効果は、規定量を使用することでUVカット効果が得られます。日焼け止めは、使用方法に記載されている規定量を必ず使いましょう。
紫外線からしっかり肌を守るために、量も確認して塗ることをおすすめします。
※紫外線環境保健マニュアル
日焼け止めを塗り残しがちな部位は?
● 髪の生えぎわ
● 眉間
● 耳周り
● 小鼻のわき
● フェイスライン
● 首
● 首の後ろ
● デコルテ
● 背中
● 手の甲
などがあります。
塗り残しがあると、うっかり日焼けの原因に。
特に気温が高くて暑い日は汗をかくことで髪の生え際や眉間、小鼻のワキは日焼け止めが落ちやすい部分です。汗をかいたら忘れずに塗り直すようにしましょう。
顔はもちろん、身体にもしっかり塗って万全の対策をしておきたいところです。塗り忘れにはくれぐれも注意しましょう。
やってはいけない日焼け止めの塗り方
ここでは、日焼け止めのNGな塗り方について紹介します。普段何気なくしていることはないか、ぜひチェックしてみてくださいね。
NG1.少量を薄く伸ばす
ベタつきが気になるからと使用量を減らしたり、薄く伸ばしたりすると、十分な紫外線防御効果が得られません。
日焼け止めの説明書きに「適量」としか書かれていない場合は、クリーム状タイプはパール粒1個分、液状タイプは、1円硬貨1個分が目安です。規定量をしっかり塗れているか、確認するようにしましょう。
NG2.乾燥している肌に塗る
肌が乾燥している肌に塗ると日焼け止めの滑りが悪く、塗りムラができやすくなります。日焼け止めは、しっかり保湿した肌に塗ることが重要です。
肌全体に均一に塗れていないことで本来の紫外線カット効果が期待できないため、注意しましょう。
NG3.手のひらで馴染ませてからのばす
顔は面積が広いからといって、化粧水をつけるときのように両手ですり合わせてからのばすのは避けましょう。
日焼け止めは全体にムラなくなじませることがポイント。手のひらですり合わせて顔を包み込むように塗ると、塗りムラの原因になります。
正しい塗り方で日焼けをブロックしよう
どんなに効果が高い日焼け止めも、塗り方を間違えるだけで十分なUVカット効果が得られないことも。紫外線をしっかり防ぎながら、外出を楽しみましょう。