若い女性がかかりやすい病気と予防について紹介
女性特有の病気は年代によってさまざまなものがあり、どういった病気が存在するのかをチェックしておくことが、健康な生活を送るために重要になってきます。
20歳~30歳は年齢的にも若く、体調の変化や病気の心配をしている方も少ないと思います。
しかし、女性においてこの年代は就職・結婚・妊娠・出産といったライフステージの変化が起こりやすい年代です。
ライフステージの変化によって心身にストレスがかかり、さまざまな病気を引き起こすリスクが高まります。
今回は、若年層の女性が注意すべき病気について、6つほど紹介していきます。
今後の疾病リスクについてしっかりチェックし、予防できるようにしましょう。
1.生理(月経)のトラブル
生理不順でみつかるもっとも重大な病気は子宮がんです。さらに子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣腫瘍などで生理のトラブルが起こることもあります。年1回の子宮がん検診を受けるとともに、生理の異常がある場合は産婦人科を受診しましょう。
さらに出血の頻度や量が少ない場合は、卵巣機能不全の場合があります。妊娠しにくい場合があるので、避妊せずセックスをしていても、1年以上妊娠しない場合は、産婦人科を受診しましょう。
2.セックスのトラブル
3.妊娠のトラブル
まず薬局で妊娠判定薬を購入し、妊娠しているかどうかを確認しましょう。妊娠している場合は婦人科を受診しましょう。妊娠初期におこる強い腹痛は子宮外妊娠の可能性があります。緊急手術が必要です。
4.メンタルのトラブル
抑うつやイライラ、不安な気持ちなどが2か月以上持続し生活に差し障ると判断した場合は、精神科や神経科を受診しましょう。
また拒食症や過食症も若年者に起こりやすいメンタルトラブルです。体重がBMI(ボディマス指標)正常値や標準体重より大きくずれる場合も精神科や神経科を受診しましょう。
5.甲状腺のトラブル
体調が悪い場合は内科を受診して、TSH(甲状腺刺激ホルモン)を測定してもらいましょう。
6.乳腺のトラブル
入浴時には乳房は素手で洗う習慣をつけましょう。しこりをみつけたら、すぐに乳腺科を受診しましょう。