
梅雨の肌トラブル!どう対策したらいい?
湿度が高いため肌表面は一見うるおっているように感じますが、梅雨時期の紫外線の強さは真夏並み。とくに、梅雨の晴れ間は強烈な紫外線に注意が必要です。
梅雨の季節は毛穴の開きなど、肌荒れにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回は、梅雨特有の肌トラブルの原因や大切なスキンケアについて紹介します。「梅雨の環境に負けず、美肌を保ちたい」という方はぜひ参考にしてくださいね。
梅雨の肌トラブルの原因は?
まずは、梅雨に肌トラブルや肌荒れが起こる原因について確認していきましょう。肌トラブルが起こる原因は、以下のことが挙げられます。
● 強烈な紫外線
● 気温の上昇
● 湿度の上昇
● 汗や皮脂分泌の増加
● エアコンによる乾燥
梅雨時期の紫外線の強さは真夏並みといわれています。
この時期は雨や曇りが多いため紫外線量はピークではないものの、紫外線対策は万全にする必要があります。
また、気温だけでなく湿度も上昇します。汗や皮脂の分泌が活発になるため、皮膚表面のベタつきも気になります。
さらに、除湿などエアコンを使うことが増えるため肌内の乾燥が進行することも。梅雨特有の環境が肌に多くのストレスになる季節です。
梅雨に起こりやすい肌トラブルは?
● ベタつき
● 毛穴の開き
● ニキビ、吹き出物
● 炎症、かゆみ
● 化粧崩れ
● 乾燥
● 小じわ
● しみ
梅雨時期の悩みに多い「ベタつき」は気温と湿度の上昇だけでなく、肌内部の乾燥も原因です。乾燥から守るために皮脂の分泌が盛んになり、肌のベタつきにつながるからです。
また、梅雨時期は、紫外線が強くなり、メラニンが過剰に生成されやすい季節。エアコンのきいた室内はまるで砂漠のような乾燥状態になるともいわれるため、注意が必要です。
梅雨に必要なスキンケアは?
ここでは、梅雨の時期にとり入れたいスキンケア方法を3つ紹介します。
①紫外線対策をしっかり行う
6月は年間でとくに紫外線量が増える時期です。
紫外線は老化の原因の中でもとくに多く、対策を怠ることで肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
朝からしっかり日焼け止めを塗り、こまめな塗り直しを心がけましょう。
環境省による「紫外線環境保健マニュアル(※)」によると、日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直すことが推奨されています。
日焼け止めを塗ったあとに手や衣類が何気なく触れることで自然と落ちてしまうものです。UVカット効果を保つために、塗り直しをするときにはスプレータイプの日焼け止めを使うなど、できるだけ手軽に塗り直せる方法で対策しましょう。
※紫外線環境保健マニュアル
②たっぷりの化粧水で保湿する
梅雨時期は気温と湿度が上がり、室内でエアコンを使うことで乾燥が起こりやすくなります。自宅やオフィスだけでなく、車や電車など移動中のエアコンによる乾燥も起こります。
肌内部が乾燥しないよう、うるおいケアもポイントです。
目元、口元、頬など、乾燥しやすい部位には重ねづけするようにしましょう。セラミドなど保湿成分を多く含む美容コスメを使うのもおすすめです。
③水分を長時間キープできるアイテムを使う
化粧水で潤いを補給したら、ベタつくからといって化粧水のみですませるのはNG。化粧水のみではせっかく補った水分が蒸発してしまいます。
長時間キープするためには乳液やクリームなどでお肌にフタをすることがマスト。
「ベタつくのが苦手」という方は、サラッとしたベタつきの少ないテクスチャーのものを選び、ジメジメしやすい季節でも心地よく使えるタイプを見つけましょう。
梅雨に負けず理想的な肌をキープしよう
肌トラブルが起きて憂うつな気分にならないよう紫外線対策は万全にして、キメの細かい健やかな肌をキープしましょう。