
年代別セックスの心得
これは、人間の究極の快楽の一つと言えるでしょう。
しかし努力なしには、一朝一夕では達成することはできない、難しい事の一つでもあります。
年齢を重ねるごとに私たちの心身は変化し、セックスに求めるものや悩みも変わっていきます。
今回は、年代別の「心地よいセックス」の心得をまとめてみました。
10代‐20代
またこの時期にそれぞれ個別の性嗜好が確立する時期でもあります。
経験の少なさから、性的に未熟なため、どんなセックスが気持ち良く、楽しいかを自己認識できていない場合も多く、さらに自己認識していても、パートナーにそれで伝えることができないことが、問題となる時期です。
その結果独りよがりなプレイに陥り、パートナーの満足度が低下したり、反対に満足度が低いのに、そのことをパートナーに言えず、性的意欲が低下したりします。
心得としては、「数」や「テクニック」に走りすぎず、対話を大切にすることが重要です。
さらに“ 相性 ”の合うパートナーを探す時期でもあります。
避妊や性病予防といったリスク管理を徹底した上で、
“ セックスをしたい・したくない ”
“ 気持ちがいい・わるい ”
“ 痛くない・痛い ”
等を気軽に言い合える、“ 相性 ”の合うパートナーを探しましょう。
その過程で自分の性嗜好が分かってきます。
30代‐40代前半
結婚、出産、キャリアアップなど、人生が劇的に変化します。
一方で、子供を養育していく親同士として、パートナーとの生活が安定する人が多くなります。
そのため、セックスも、強い快感を伴うドーパミンを多く分泌するセックスから、穏やかに快感につながるオキシトシンを多く分泌するセックスを楽しむようになります。
一方育児や仕事の疲れから、セックスが後回しになりがちな時期でもあります。
心得としては、セックスをするため時間を意識的に作ることが重要です。
また女性は、産後の授乳時期は性的意欲が下がったり、性交痛が起こること。
男性は仕事の過剰なストレスがあると性的意欲が下がったり、ED気味になったりすること等を、カップルで知識として共有して、相互に体調を思いやることも必要です。
その上で、スキンシップの習慣を継続することが、その後の人生での性生活の充実を導きます。
40代後半‐50代前半
男性は、更年期の初期症状として朝勃ちの減少や性欲の低下を感じる人もでてきます。
女性は、性ホルモン(特にテストステロン)の高さや若い時の性成熟度で、性欲が上がる人もいれば下がる人もいます。
“ お互いに心も身体も気持ちのいい性行為を、愛するパートナーとする。 ”
ことを目指して、セックスする時間を、大人の余裕を持った「質の高い時間」へのシフトすることが求められます。
心得としては、身体の変化を隠さず、ポジティブに共有すること。
男性は勃起力の変化、女性は愛液の減少などが起こりやすい時期です。
潤滑ゼリーなどのアイテムを賢く取り入れ、前戯を丁寧に行うことで、身体への負担を減らしつつ快感を高めるようにしましょう。
またEDや性交痛等でセックスが難しい場合は、早めにクリニックを受診して、治療を受けるようにしましょう。
早期診断・早期治療が、その後の性生活の継続の鍵となります。
50代後半‐60代
この時期は、それまで“ 生殖 ”のためだけにセックスをしていたカップルは、パートナーシップを解消して、別の“ 相性 ”のあうパートナーとカップリングすることも多い時期です。
一方うまく更年期を乗り越えたカップルは、性欲のバランスが変わることもありますが、精神的な結びつきはより深まります。
心得としては、 挿入だけにこだわらない、多様な愛し方を楽しむことです。
50代後半~60代のセックスは、マッサージや長いキスなど、五感をフルに使ったコミュニケーションが重要です。
男性でも、「気持ちいい」というポイントは、ペニスだけではありません。
男女とも、性感ポイントをお互いに改めて伝え合うことで、新鮮な喜びを発見しましょう。
挿入にこだわらないと言っても、男女とも適切な医療を受けることで、挿入セックスを楽しむことも可能です。
カップルで話合って、希望があれば、気軽にクリニックを受診しましょう。
70代以降
究極のコミュニケーションとしてセックスを楽しみましょう。
心得としては、 セックスを「健康と幸福の源」と捉えること。
性行為には、幸福ホルモンの分泌や免疫力アップの効果があります。
体温を感じ、存在を認め合うような優しいセックスは、長年寄り添ってきたパートナーだからこそ到達できる、究極の癒やしの時間です。
またパートナーないない時期であっても、いくつになっても、唯一無二の存在に出会える可能性はあります。
その間は、期待して自分を磨きましょう。