
ブレスト・アウェアネスを始めよう!今日からできる乳房ケア
とくに、見過ごされがちな乳房の健康は、日常の中で意識するだけで大きく変わります。
乳房の代表的な病気といえば、乳がん。
日本人女性の9人に1人が発症するといわれる乳がんは、早い時期に発見すれば治る可能性の高い病気です。
そこで今回は、日常の中で乳房の健康を意識する「ブレスト・アウェアネス」について紹介します。
「私はまだ大丈夫」と考えている方にこそ、知っていただきたい内容です。
ブレスト・アウェアネスとは?
自分でしこりなどの異常を探す「自己触診」とは異なり、あくまでも「生活習慣」として位置付けられています。
つまり、日常の中で乳房を見て、触って、感じて、普段の状態を習慣的に把握することが大切なのです。
お風呂に入ったときや寝る前、着替えのときなど、いつもの生活に自然と取り入れられるブレスト・アウェアネス。
あなたも始めてみませんか?
なぜ若い世代にも必要なのか
若いうちから自分の乳房の状態を知っておくと、わずかな変化にも気付きやすくなるでしょう。
「いつもと違う」と気付くことが、自分自身を守ることにつながるのです。
ブレスト・アウェアネスの実践方法
①自分の乳房の状態を知る
②乳房の変化に注意する
③変化があれば受診する
④40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
ここでは、①〜③について詳しく解説します。
①自分の乳房の状態を知る
・鏡の前に立ち、腕を上げ下げしながら、乳房の状態を観察
・親指以外4本の指を揃え、指の腹を使って乳房全体をなでる(※)
(※)仰向けに寝た姿勢や、入浴時に石鹸のついた手で触れるとわかりやすい
・乳頭の根元を指で軽くつまんで、異常な分泌物がないか観察
月経前~月経中は乳房が張りやすいため、月経が終わってから4〜7日後くらいのチェックがオススメです。
②乳房の変化に注意する
・乳房のしこり
・乳房のくぼみやひきつれ
・乳頭からの分泌物
・乳頭や乳輪のただれ
「変化を探す」というより「普段と変わりないか」を確かめる感覚で十分です。
③変化があれば受診する
乳房の変化は必ずしも乳がんを意味するわけではありませんが、自己判断で放置するとリスクが伴います。
初診のときは「なんとなく行きづらい」と思うこともあるかもしれませんが、乳腺科や乳腺外科は乳房の悩みを気軽に相談できる場所です。
気になることがあれば、遠慮せずに受診しましょう。
生活習慣の見直しも乳房の健康に
たとえば、肥満、飲酒、喫煙はリスクを高める要因となります。
一方で、バランスのよい食事や適度な運動、質のよい睡眠は、乳がん予防や全身の健康維持につながるものです。
いつもの食事に野菜のおかずをプラスする、通勤・通学時に少し遠回りして歩くなど、「これならできそう!」と思うものをみつけましょう。
ブレスト・アウェアネスと合わせて、ライフスタイルも少しずつ改善できるとよいですね。
まとめ
特別な準備や道具は必要なく、すぐに始められます。
お風呂に入ったときや寝る前など、ほんの数分でもできることです。
未来の自分を守るために、自分の乳房と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか?