肌の乾燥、弾力の低下など、更年期の肌変化に対処するためにはメイクの見直しが欠かせません。

この記事では、更年期の美しさを引き出すメイクテクニックをご紹介します。保湿から始めるスキンケアや、自然な仕上がりのベースメイクなど、更年期の女性にぴったりのアプローチを紹介します。この記事を参考に、更年期を輝かせるためのメイクテクニックを味方につけましょう。

更年期に関わらず、メイクは肌の変化や年齢に合わせたアプローチが重要です。更年期の女性に向けたおすすめの簡単にできるメイク術を紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。

更年期の肌は乾燥しやすいため、メイク前にしっかりと保湿をすることが重要です。十分に保湿することで潤いによるツヤ感がアップします。保湿クリームやプライマーを使って、肌のベースを整えます。特に目周りは乾燥によりキメが乱れ、深いしわができやすい部分です。また、ファンデーションがヨレやすい場所でもあるので、アイクリームなどで丁寧に保湿することをおすすめします。

メイクはスキンケア成分が浸透して馴染んでからするようにしましょう。スキンケア後5〜10分を目安に行うことをおすすめします。

更年期には、重すぎないナチュラルなベースメイクがおすすめです。軽めのリキッドファンデーションやクッションファンデーションを使って、自然な輝きを引き出しましょう。

「シミやシワを隠したい」とカバー力ばかり重視するとファンデーションが厚くなり、印象がのっぺりとしてしまいます。ベースメイクはナチュラル感を大切にし、シミなど気になる部分は重点的にカバー力の高いコンシーラーで隠すようにしましょう。

また、ファンデーションの色を顔だけに合わせると首との境目ができ、白浮きして一気に老け見えすることがあります。色選びに迷ったときは、少し暗めの色を選ぶと自然に見えるのでおすすめです。

更年期に入ると肌がゆるんで目尻が下がり、目力が弱くなりがち。アイメイクでは、明るいアイシャドウや目元にポイントを加えると、印象がぱっと明るくなります。

アイライナーはまつ毛の根元を埋めるように描いて、目元にアクセントをつけましょう。一本線を描くのではなく、まつ毛とまつ毛の間を点で埋めるようにします。

マスカラは、大人可愛く仕上げたいなら中央を重ねて、クールな印象にしたいなら目尻に重ね塗りするのがおすすめです。洋服や気分に合わせて選んで、印象の変化を楽しんでください。

ただし、アイメイクは強調しすぎないことが大切です。極端なコントラストや濃いメイクは逆に老け見えするので注意しましょう。

ターンオーバーが乱れがちな更年期は、肌もくすみがち。そんなときはハイライトを使い、自然な輝きをプラスしてみましょう。

ハイライトはTゾーン、目の下、あご先に軽くのせて、自然な立体感を演出します。顔の中心に光が当たるイメージで塗ると、顔全体に立体感がでて、小顔効果も期待できます。潤ったような光沢感やツヤを足すだけで、若々しく健康的な印象を与えるためおすすめです。

女性の肌は年齢に応じて変わるもの。しかし、肌状態は変わっても、実はメイク方法を見直す機会は意外と少ないものです。だからこそ、肌の変化に気づいて、少しずつメイクを変えることが自信を持つきっかけになります。

今回紹介したポイントを参考に更年期にあったメイクアップを見つけ、自分らしい美しさを引き出してみませんか？気になるものからぜひ試してみてください。