コロナ渦でも減らない梅毒
梅毒といえば、江戸時代に花柳病といわれ、遊郭で大流行した性病です。
ペニシリンが開発され、20年くらい前まではほとんど感染者はいない病気でした。
梅毒の現状は?
2021年人口100万あたりの報告患者数第1位は東京都、2位は高知県、3位は大阪府でした。
ちなみに私が開業している岡山は4位で、毎年上位にランクインしています。
男性は幅広い年齢層の人が梅毒になっていますが、女性は20~30歳代が多く、これは風俗店で働く女性の感染が多いものと思われます。
以前は男性の同性愛者間の感染が多かった梅毒ですが、最近は彼氏が風俗店にいって感染し、彼女にも感染し……。とさらに梅毒は蔓延しています。
梅毒の症状は?
徐々に進行すると神経にまで及んで、神経梅毒となり、死にいたることもあります。
そして、梅毒感染のまま妊娠してしまうと、赤ちゃんに感染して先天梅毒となります。
梅毒は初期であっても1~2ヶ月は薬を内服しないといけません。
信頼できるセックスパートナーとコンドームを使用して性交渉しましょう!