自分のセックスの状態としっかり向き合おう
FSFI(女性性機能障害問診票)です。
なぜ試案かというと、外国語の問診票を翻訳する時は翻訳して、さらにもとの言語に逆翻訳して、オリジナルの作者に逆翻訳した問診票を読んで意味が通るか確認してもらい、さらにその問診票を何十人かの人に2回してもらい、同じ答えになるということを確認する。
というところまですることを、統計学的には求められるんですが、この札幌医大試案は、最後の何十人かの人に2回してもらうというところをしていないからです。
でも、前半の言語的妥当性に関しては検証されており充分に使用できます。
日本には、もう一つこの工程を全て行ったFSFIが存在しますが、こちらは日本人のセックスの現状を踏まえて最近3ヶ月以内のセックスの状態に関して聞いています。
質問は19問です。長いです。
私が、20年前くらいに最初に回答した時は、はっきり言ってそんなにセックスを分解して考えてみたことがなかったので、非常に回答しにくかったことを覚えています。
そして女性のセックスというのは、こういうふうに行われるんだということを知り、とても勉強になりました。
セックスにこだわりのある欧米人は、ここまでセックスを分解して考えているんだということを知る意味でも、一度は答えてみる価値ありです。