テストステロンは女性にとっても元気の源
テストステロンは、女性にとっても元気の源
その名前のせいで誤解されやすいのですが、女性ホルモンは女性専用でもなく、男性ホルモンは男性専用でもありません。
女性も男性の5~10分の1と少量ですが、男性ホルモンを持っています!
中でも男性ホルモンの王様であるテストステロンは強力なパワーがあり、女性にも男性にとっても「元気・やる気」生きるパワーを支える重要なポーションです。
実際、政治家や社会的に活躍している女性たちのテストステロン値が高いことは、さまざまな研究で明らかになっています。
ですが、
女性ホルモンが激減した閉経以降には、残されたテストステロンが、とっても貴重な存在なのです。
そんな最後の砦とも言えるテストステロンさえも欠乏してしまうと、フレイルが進行し元気に暮らせなくなってしまいます。
そもそも、テストステロンを原料に、体内で女性ホルモンに作り変えられています。
この事実もあまり知られていません。
この時は女性ホルモンがピーク。
実は、その裏で女性ホルモンの原料となるテストステロン値も同時にピークを迎えています。
女性ホルモン作用で肌や髪の調子がよく、優しく穏やかな女性らしさもアップ・プラス、テストステロン作用で行動力にもあふれているので、「排卵期は絶好調日」。
もちろん妊活中なら、その前後2、3日は勝負日なのは常識ですが、試験や試合などの勝負ごとにも相応しいタイミングなのです。
人生がより長くなるにしたがって、更年期以降に女性ホルモンがガクッと減った女性の健康問題への対応に、女性への「テストステロン補充」が注目されつつあります。
もちろん、専門医の判断による、女性に適切な量や頻度で投与が行われます。
長寿社会を元気に生きるために、女性にもテストステロン補充という新しい可能性があることに注目してください。