古事記にもある男女関係の呪縛
有名な古事記の記述です。
女性のほうから男性に声をかけて交際がスタートした場合は、恋愛が幸せな結婚や妊娠・出産に結びつかないことが多いとする記載は、古今東西いろんな書物に書かれています。米国の心理学者の統計を駆使した著作でも、同じようなことが書いてあったこともありました。
このような書物に女性は、ずいぶん縛られてきたと思います。
しかし、恋愛の快楽が多くの場合数年で終わるもので、妊娠・出産や子育ては、最低10年くらいは続きます。
女性は、この子育てという10年に渡る苦行に主体的にコミットメントできるが、男性は、自分がその生殖の発案者であるという客観的な強烈な認識がないと、子育てにコミットすることができないという風にも読むことができます。
ですから、生殖を目的としない恋愛の場合は、どちらから声を掛けて恋愛関係に至って、その恋愛の継続確率は変わらないと思われます。
また、当初は生殖を目的としない恋愛でも結果的に生殖をしてしまうこともよくあります。
ですから、すてきだなと思う異性(最近は異性でない場合もある)が現れたら、ダメもとで自分のほうから誘い、なるべく誘う回数を増やしたほうが恋愛の成功確率が上がります。これって数学的には当たり前ですよね。